沖縄の伝統的なお盆(旧盆)が今日からの3日間、8月28日(月)から30日(水)にかけて行われます。この3日間は、ご先祖様への感謝と思いを大切にする特別な時期です。
旧盆期間中に道ジュネーと呼ばれる伝統的な行事が行われます。道ジュネーとは沖縄のお盆の最終日に、先祖の霊を送るために村の通りをエイサーを踊りながら練り歩く行事です。
道ジュネーは沖縄の夏の夜を彩る風物詩として多くの人々に親しまれていますが、道ジュネーが行われる道路は通行止めをするなどの規制が入るので注意が必要です。
旗頭や獅子、弥勒などの踊り神を先頭に各家庭を回りながらエイサーを踊り、祖先の無事な後生を祈願します。
近年は感染症の影響もあり規模も縮小傾向でしたが、今年は各地域で前夜祭として道ジュネーが行われるなどコロナ禍以前と同様の盛り上がりをみせています。
道ジュネー期間中には一部の道路を通行止めにしたり、一方通行にしたりすることで、安全や円滑な交通の確保を図っています。
しかし、これらの交通規制は予告なく変更される場合がありますし、地域や開催年によっても異なります。
もし沖縄で道ジュネーを見てみたい!という方は沖縄の青年会の情報が発信されているSNSなどから情報収集をすると良いでしょう。
特にエイサーの街として知られる沖縄の中部、沖縄市の道ジュネーは有名で、9月には「全島エイサー祭り」というイベントも開催されます。
また今年はFIBAバスケットボールワールドカップの会場が沖縄市で開催時期も重なっている事から夜間は通常よりも混雑が予想されます。
また旧盆中場所によっては夜間人通りが多く見られますので集落や路地をレンタカーで走行する際には注意が必要です。
沖縄で旧盆期間中に行われる道ジュネーは、沖縄の魅力の一つです。しかし、交通規制やレンタカーの問題にも注意しなければなりません。
また旧盆期間中のみならず美しい沖縄の自然や文化を思う存分楽しむためにも、余裕を持った移動計画を立て、渋滞に対する心の準備をしておくことが大切です。
安全運転と同時に、ストレスの少ない旅行を実現するために、交通情報に注意を払いながら素晴らしい体験を楽しんでいただければ幸いです。
現地のルールやマナーを守って、楽しく安全な沖縄旅行を過ごしましょう。