2024/07/25
レンタカーを利用する際には、車両の取り扱いに注意を払い、安全運転を心がけることで、沖縄でのレンタカードライブをより充実させることができます。
今回は、レンタカーの豆知識や運転中に注意すべきポイントについて、知っておくと役立つ情報をご紹介します。
目次
信号待ちや一時停止中に、ブレーキを踏まずに「N」にシフトするドライバーがいます。一時停止中に「D」のままだとトランスミッションの磨耗が進むと考え、ブレーキの負担を減らすために「N」に入れる方もいるかもしれませんが、この行為は避けたほうが良いでしょう。
「N」に入れると、緊急時の反応が遅れる可能性があります。信号が青に変わった際にすぐに発進できなくなり、急な対応が必要な場面で不利になります。
長時間の停車中(交通渋滞など)に、ブレーキペダルを踏み続けるのが疲れる場合は、ニュートラルにシフトしてサイドブレーキを使用することで、足の負担を減らすことができます。
ただし短時間の停車に限り使用し、信号待ちなどの短い停車では「N」にシフトするのは避けたほうが良いでしょう。
エンジンがアイドリング状態で回転数が高くなり、燃料消費が増えることがあります。「D」の状態であれば、燃料の消費は最小限に抑えられます。
また停車中にサイドブレーキをかけることは、ブレーキパッドの摩耗を防ぐのに役立ちますが、燃料節約にはほとんど影響しません。
車が完全に停止する前にシフトレバーを「D」から「R」に変更するのは、車両に負担をかける行為です。以下の点に注意しましょう!
レンタカーが完全に停止する前に「D」から「R」へのシフトチェンジは、トランスミッションに大きなストレスを与え、主要部品の損傷を引き起こす可能性があります。
修理費用が高額になることがあるため、レンタカー利用時に関わらず、自家用車を運転する場合にも注意が必要です。
下り坂でシフトレバーを「N」にすることでガソリン燃料を節約できると考える方もいますが、実際の所どうなのでしょうか。
現代のオートマチック車のエンジンは「D」にしておいてもガソリン燃焼を節約する設計になっています。
オートマチックトランスミッションでは、エンジンブレーキを使用しているため、下り坂でのエネルギーの浪費を防いでくれます。また緊急時に素早く対応する為にも下り坂で「N」にシフトするのはおすすめしません。
レンタカーを利用する際には、車両の取扱いについてしっかり理解し、安全運転を心がけることが重要です。これらの豆知識を参考に、安全で快適な沖縄レンタカードライブをお楽しみください。